2010年5月アーカイブ

物を揃えるだけの防災対策ではなく、防災マップを作製することも防災対策の一つです。

これを作製することで、被災時の避難ルートを確保したり、災害危険がある場所を把握する事が日頃から出来ます。

でも、今までその様な物を作製したことの無い方にとっては、とても難しく感じる事でしょう。

では、防災マップを実際に作製するには、一体どの様な手順を行えば良いのでしょうか?

こちらで、その手順について少し話させて頂きます。

1.基本的な地図を作製する。

まずは、作製する地域を選択します。

このとき、ハッキリと河川や山等が分かり易い様に境界を描く様にしましょう。

そして、海抜等で洪水の危険性がある場所には、印をつける様にしてください。

2.道に色付けをする。

一般道や鉄道、更に車では通れない路地や抜け道等、その特製に合わせて色付けしましょう。

3.避難場所に色付けをする。

学校の校庭や公園、広場等、いざ!という時に避難が出来る場所に色付けしましょう。

更に、火災が発生した時に延焼防止出来る建物がある場合には、明確にその境界も色付けしておくと安心でしょう。

4.避難する時に役立つ施設を記載する。

街の構造が出来上がったら、病院や救護施設、避難場所等を記載しておきましょう。

記載できたら、高齢者の存在があり救護を必要とする方や避難する時にリーダーとなる方の家など、必要と思われる方々の家の特徴を記載しておきましょう。

5.幾つかの避難ルートを決めて印をつける。

マップが完成したら、地域住民の方々と被災時避難ルートを何ルートか決めておき、マップ上にルートの印をつけましょう。

これで、防災ばっぷの完成です!

色々と説明してきましたが、これらの事から分かる様に、防災マップ作製は有効な防災対策の一つと言えることが分かるかと思います。

防災対策に対する意識を地域住民が統一させて、被災時の救援作業や避難ルート確保にも大変役立ちます。

折角作製しても、活用方法が分からなければ無意味となります。

その為、防災マップの作製方法と活用法をよく勉強し、是非防災対策に役立てる様にして下さい。

防災対策と聞くと、どうしても消火具の常備や防災袋の準備等、常日頃から行える物を思い浮かぶでしょう。

しかし、それだけではありません。

実は、災害から守る為に家そのものを強くする方法も防災対策と言えるのです。

ただ、家を建替えする為には時間もそうですが費用も掛かってしまいます。

その為、簡単に防災対策の一環として行える事ではありませんよね?

でももし、丁度住宅購入を考え中の方にとっては、意識しておきたいポイントが色々とあります。

ではこちらで、家造りから行う防災対策には、どの様なものがあるのか少し話させて頂きます。

まず、行いたい事としては【地震対策】です。

過去に起った大震災を思い浮かべると、家が多く倒壊し壊滅的な被害を受けていました。

これを教訓とし、住宅造りの主流が出来るだけ地震衝撃を少なく抑えれる耐震構造で造られる様になりました。

しかし、これも少々難点があります。

耐震構造とは、地震の衝撃を揺れる事によって吸収するという感じですので、上層階(マンション等)では揺れが逆にはげしくなるという点です。

そこで最近では、免震・制震構造で地震の触れを抑える事が注目をあびています。

ちなみにこの方法がよく用いられている建物は、中低層の建物(学校・病院等)です。

内容的には、地盤と建物の間に免震装置をおく事で、地震の揺れを吸収してくれる方法なのです。

また、高層ビルに多く用いられている方法としては、制震構造となります。

こちらの内容は、制震装置を各階ごとに取り付ける方法となります。

これらの方法を取り入れた事で、ますます地震への防災対策が高い安全性となりました。

次に行いたい事としては、【火災対策】です。

日本の住宅事情は、ご存知の通り一軒かが密集して建築されています。

その為、一旦火事が起きてしまうと、被害も拡大し易い状況であると言えます。

家造りで注意する点としては、壁に燃え難い素材を使用する事です。

そうする事により、火が家から家へと燃え移る事を抑える働きがあります。

また、家の中の物では、じゅうたんやカーテン等は殆どの家で使われているかと思いますが、それらにも防火難燃剤を使用する事で、火災発生自体を防ぐ事も出来るのです。

この事から、今まで物だけを揃えていた防災対策だったかもしれませんが、家造りからも是非考えて行いたいものですね。

大きな規模の災害では、色々なケガをしてしまう危険性があります。

例えば、骨折・捻挫・擦り傷や切り傷の様な軽症な物まで色々です。

これらケガについては、普段であれば病院があり、直ぐに治療に行ったりするでしょう。

しかし災害時には、救護施設や直ぐ近くに病院があった場合には良いのですが、殆どの場合実際そうでもない事があります。

その為、ケガをしてしまった場合の救急対処について、防災対策の一つとして知っておく事も大切になってきます。

一般的な防災対策として、防災袋を用意している方が多いかと思います。

その中には、非常食等の生活に関わるものを多く入れるかと思いますが、包帯やガーゼも入れる事を忘れない様にしましょう。

では、こちらでケガの処置方法について少し話させて頂きます。

是非、参考にしてみて下さい。

●切り傷やすり傷を負ってしまった場合●

傷口から出血している場合には、ガーゼ等を当て、傷口を手で圧迫して止血します。

もしその時、傷口が汚れていたのであれば、まずは先に水等で洗い流し、バイキンが入らない様にしましょう。

その行為を行っても出血が止まらない場合もあります。

その時には、傷口より心臓に最も近い部分を、タオルや包帯で圧迫して止血して下さい。

ケガをしてしまった部分を、心臓より高い位置へ持っていくと、より止血しやすくなります。

この状態を保ちながら避難を直ぐにし、医師へはなるべく早めに見せる様にしましょうね。

●捻挫や骨折をしてしまった場合●

捻挫等の場合には、その部分が腫れてしまいます。

その為、もしあれば氷を・・・無ければ水で冷したタオルを当てて、先ずは炎症を抑える様にしましょう。

もしも、骨折したかもしれないと思った場合には、木切れやダンボール等を当てて、タオル等で釣って固定します。

大きな規模の災害では、他にも色々な状況になる恐れがあります。

例えば、密室に閉じ込められてしまう場合です。

この場合、最も危険だとされているのが呼吸困難です。

人間というものは、興奮状態になると普段よりも酸素を多く消費してしまいます。

その為、もし閉じ込められた場合であっても、リラックスをなるべくする様にしましょう。

そして、出来るだけ楽な姿勢で呼吸する体勢をとって下さい。

この様に、色々な防災対策が救急時でもあります。

重要な事は、具体的な方法と知識をある程度持っている事です。

品物だけの防災対策だけではなく、普段から救急時の対処法もよく勉強し、確認する様心掛けて下さい。